MGMT / Oracular Spectasular [音]
Franz Ferdinand / TONIGHT [音]
Guns N' Roses / Chinese Democracy [音]
Metronomy / Nights Out [音]
無限ループ [音]
AC/DC / Black Ice [音]
Glasvegas [音]
Oasis / Dig Out Your Soul [音]
Radiohead in さいたま [音]
いやはや圧巻のステージでした。
セットリストはこんな感じ。
10/4(土)@さいたまスーパーアリーナ
01.15 Step
02.There There
03.The National Anthem
04.Lucky
05.All I Need
06.Nude
07.Where I End And You Begin
08.The Gloaming
09.Weird Fishes / Arpeggi
10.Videotape
11.Talk Show Host
12.Faust Arp
13.Jigsaw Falling Into Place
14.Idioteque
15.Climbing Up The Walls
16.Exit Music (For A Film)
17.Bodysnatchers
---encore1---
18.House Of Cards
19.Bangers N' Mash
20.Paranoid Android
21.Dollers And Cents
22.Street Spirits (Fade Out)
---encore2---
23.Cymbal Rush
24.Reckoner
25.Everything In Its Right Place
アンコール2回含む全25曲。
15Stepで体を暖め、2曲目There Thereのイントロから火がつき、The National Anthemでまず1回目の沸点。
今回The National AnthemとClimbing Up The Wallで日本語のサンプリングが使われてた(ニュース報道の音声、使われてたのは大阪の個室ビデオ事件の報道…)。僕がいたのはステージ真正面のスタンド席でステージ上の細かい様子はよく見えなかったのだけど、他の方のブログ等拝見してると、その場でジョニーがテレビをいじってたらしい。
しかし、The National Anthemはあのベースラインでじわじわ下から突き上げられる感覚が何とも言えない。ま、他の曲もそうちゃそうで当たり前なんだけど、まさにRadioheadにしかできない音。
その後、Nudeではトムの声の素晴らしさを堪能し(昨日はすこぶる調子の良さそうな声だった)、Weird Fishes / Arpeggiでバンドアンサンブルの素晴らしさを体感し、Videotapeにて2度目の沸点。正直鳥肌たちました。
Videotapeの興奮冷めやらぬ内にTalk Show HostをはさみFaurst Arpにてお茶目なトムを拝見させていただきJigsaw〜Ideotequeにて会場は大盛り上がり。3度目の沸点。
そして、何といってもExit Music!もう、ホント素晴らしかった!!もともとがドラマチックな曲だけに生で聴くとひとしお。4度目の沸点。その流れでBodysnatchersでもう一度会場を盛り上げ本編終わり。
アンコール1曲目はHouse Of Cardsでしっとりと幕を開け、続くBangers〜でジョニーのヘンテコギター(失礼)を堪能し、Paranoid Andoroidで会場は最高潮に。5度目の沸点。OK Computerのリードシングルでこの曲が出た時はホントびっくりしたもんですが、この異形さが認められるのがRadiohead。
アンコールラストは今日のThe Bendsからの1曲。Street Spirits。Amnesiacツアーの時に聴いたFake Plastic Treesの感動が忘れられず、今回の来日も是非Fake〜をとの願いは届かなかったけど、Street〜もやはり素晴らしい曲。特にトムの声の調子の良さを確認できる曲でした。
モア・アンコールで、In Rainbowsで僕が一番好きなReckonerを最後の最後にやってくれたのもポイント高でした。出だしの打楽器のアンサンブルだけであんな世界ができてしまうのがいつ聴いても不思議というか、これもRadioheadにしかできない曲。トムのファルセットボイスも冴え渡っていた。
オーラスはEverything In Its Right Place。ビョークの曲をトムなりにアレンジして少し歌った後にあのイントロが始まり…、嗚呼、終わってしまった。あっという間の2時間強。
総じて、非常に安定感のあるライブでした。円熟したということか。
やはり、In Rainbowsの曲群はただの(実際はただのではないんだけどね)ギターバンドからエレクトロニカを経て、両方を血肉化した深みがありますな。うん、ホントに素晴らしかった。
できることなら、全公演観たかったな。